あなたと仕事を見える化します。見える化似顔絵名刺・名刺制作のかでる工房

こんにちは!かでる工房です

こんにちは。
私たちは、かでる工房です。
当店は、似顔絵名刺や似顔絵のファイルを制作・販売する工房です。
似顔絵イラストレーター・デザイナーである私、五十嵐純子が中心となり、田舎暮らしのSOHOスタイルで2000年の11月に開店しました。
どうして私が「似顔絵名刺」を制作するようになったのか・・
そんなことを少しご紹介したいと思います。


私は子どもの頃から絵やイラストが大好きでした。
仕事でイラストを描くようになってからも、何をどう描いたら多くの方々に喜んでいただけるか、どうしたら伝わるか、ということをずっと考えつづけてきました。

そんななか、いろいろなイラストの依頼を受ける中で、みなさんに「いいね!」と言われることが多かったのが「似顔絵」です。
さらに似顔絵を納品して、どのように役だったのか聞いていたところ「似顔絵を名刺に入れたら、すごく役に立ったよ!」
そんなことを言われるようになり、そしてたどり着いたのが「似顔絵名刺」という商品です。


「名刺」というものは、ひとりひとり自分や仕事を表現する為に持つものですし、基本的にはひとに渡すもの。
この「名刺」に似顔絵を入れれば、自分や仕事を伝えるツールとしての名刺としての価値は高まります。

さらには名刺のイラストを工夫し、それをひとめ見ただけで、どんな人で、そしてなにをしている人なのかを表現できたら・・


はじめは細々と似顔絵名刺の制作依頼に応じていたのですが、受け取った方からの口コミでの依頼がポツポツとくるようになったのが1990年代の終わり頃。
この名刺で「初めまして」がなごんだり、仕事につながった。だから自分も作ってほしい…

そんなふうに依頼が来るようになった・・いうのがかでる工房の原点です。


皆さんの喜ぶ顔を見ているうちに、もっともっと多くの方々にそんな「伝わる」名刺を作り、喜んでもらいたい・・・
名刺を交換するとき、人は名刺にどんな思いを乗せるのだろう・・
それをデザインやイラストで表現するには?より人柄や仕事を表現するには・・?
そんなことを思いながら、2000年に似顔絵名刺の専門店「かでる工房」を企画、開業しました。

それからずっと、想いを伝えること、仕事を伝えること、人柄を伝えること、、
そんなことを追求し続けて十数年が経ちました。

名刺というのは、人と人を結ぶものです。私たちの作る名刺が、人と人を結ぶ、かけはしの一部になりたい。

それが私たちの願いです。

そんな「似顔絵名刺」ですが、おかげさまで多くのお客様からご注文をいただけるようになりました。
日本中(かでる工房のお客様は西日本のほうが多いのです)、そしてアメリカ・アジア・オーストラリアなど世界各国在住の方々からたくさんのご注文をいただき、 2018年冬には累計のお客様が1万人を超え、世に出た名刺は200万枚を超えました。


その多くは当店で名刺をお買い上げいただいたお客様からの紹介です。
「名刺交換をしたら、相手もかでる工房名刺だった!」なんて声もいただくようになりました。
私自身、非常に楽しく仕事をさせていただいており、このお店をはじめて、本当によかったなーと、素直に感じています。


これからも私たちの作る名刺が、ご利用くださる方、受け取られた方…たくさんの方々に喜んでいただけることを心から願っております。

工房のロケーション

かでる工房は、北海道十勝の農村地帯にあります。
まわりには広大な農村風景が広がり、素晴らしい景色やおいしい空気・水など、恵まれた環境のなかで、毎日仕事をしています。

冬は氷点下25度、夏は35度と年間温度差60度にもなる大地。
この大地は、そんな厳しい気候でありながら、多くの植物をはぐくみ、私たちの生活を支えています。

右の写真はかでる工房の近所の風景です。
じゃがいも・甜菜(砂糖大根・ビートとも言う)・小麦・小豆などの一大生産地です。


(ときどき「Googleマップでかでる工房の住所を見てみたら驚いた!」という声が寄せられます。それがコチラです。(別ウィンドウで開きます)ぜひ見てみてください。)

かでる?

「かでる」ってなんだかわかりますか? 今はあまり使われないようですが、北海道弁で「仲間に入れる」という意味の方言です。


地元北海道の言葉である、という点と、私たちの名刺が「仲間に入れる=コミュニティが広がる」ことを願い、この名前を付けました。


田舎への移住

今は北海道に住む私たちですが、実は北海道出身ではありません。
もともとは神奈川県の出身、ここに北海道十勝に来るまでは横浜に住んでいました。

北海道を意識しだしたのは学生時代にさかのぼります。
ふと訪れた北海道で出会った、どこまでも続く豊かな大地。大きな空、風。 季節毎にダイナミックに移り変わる雄大な風景、空気。 ゆったりとした時間の流れ。そしてそこに住むおおらかな人たち…。 そんなものに魅了され、以来数え切れないほどの渡道を繰り返してきました。

私たちはこの北の大地が大好きになり、いつしかここに住みたい…と真剣に考えるようになりました。
おおげさに言えば、北海道の田舎で生活することは、私たちの夢でもあったのです。 そして2000年、とうとう移住を果たすことができました。

ここ上美生の地は、どこまでも続く大地と広い空、おいしい水と空気、そして遠くには雄大な日高山脈を望み、私たちの考える田舎暮らしがそのままあります。 最寄りのコンビニまでは15キロ、駅からの公共交通機関がないもない・・そんな町からは遠く離れた純粋な農村地帯ですが、それがまた魅力のひとつでもあります。

ところが現実問題として、この農村地帯で理想の仕事を見つけるのは容易ではありません。
そこで田舎暮らしの醍醐味のひとつ「ないものは自分で作る」を実践することになります。

そうして、このとき田舎に移住したことが、いまご覧になっている「かでる工房」が誕生するきっかけにもなりました。
私たちは「北海道の田舎で暮らす」という理想としての生き方がまず根底にあり、その時期にそれを実現できそうな手段としてネットがあったので、こうしてネットショップを運営することになったのです。

いま、かでる工房のオープンから約18年がすぎ、日本中、そして世界各地にたくさんのお得意さまを持つまでになりました。
その間に子どもも3人生まれ、子育てをしつつかでる工房を続けられていて、こんなに幸せなことはありません。
毎日忙しくも充実した日々を送っていられることに感謝の気持ちでいっぱいです。こうした毎日があるのも当店を支えてくださるお客様のおかげです。
本当にありがとうございます。

お客様の木を育てたい

お客様の木…なんのことだと思いますか?

これは当店のお客様の相関関係を図にしたときの形のことです。
当店では新規にお申し込みいただくお客様の約7割が、すでに当店で名刺を作ったお客様からのご紹介によるものです。(2018年12月現在)

あるお客様が他のお客様を紹介していただいた…というのを図にしていくと、それは木のような図になることがわかり、当店スタッフの間ではこれを「お客様の木」と呼んでいます。

当店はほとんど広告を打ったこともありませんし、アフィリエイト等のネットでよくあるマーケティング手法とも無縁です。いまのところ、メルマガも発行していません。
それなのにこんなにも多くのお客様に支持していただき、いつもたくさんのご注文をいただけるのは、すでに当店で名刺をご利用のお客様が当店の名刺をご紹介くださっているからに他なりません。

私たちは「他の方にご紹介いただけるかどうか」…を大切に思っています。お客様にとってご満足いただける商品であったか、あるいはお客様にとって役立つ名刺であったかどうかの目安になると考えており、このような木の形ができることは本当にありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。


一方でご紹介していただいた方からいただいた信頼を裏切るのことのないよう、身が引き締まる思いでもあります。

これからも、この木をもっともっと大きくしていき、そしていつか林に、そして森になれるよう、これからもより喜んでいただける名刺、お客様のために役立つ名刺を作っていきたいと思います。