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かでる工房の願いの一つに、北海道十勝地方のことをもっとみなさんに知って欲しい!というものがあります。十勝には知床や富良野のような派手な観光地はありません。
でも、広い大地と広い空があるこの地は、実は魅力がいっぱいです。

十勝って…どこ?

十勝はもちろん「とかち」と読みます。
北海道以外の方は「北海道のどっか」くらいの認識だと思いますが、北海道の東部、ちょうど北海道の右下のあたり一帯、帯広を中心とした19市町村をまとめて十勝地方と呼びます。 広さは10,830平方キロ。
東京都全体の5倍の広さに、人口わずか36万人。 広い広い畑、もっと広い空に白い雲。どこまでも続く直線道路。丸い牧草ロールやサイロ、点々と風景に溶け込んでいる牛たち、青い遠くの山脈…。そんな風景が広がる大地、それが十勝です。


十勝で生み出されるモノ

みなさん「十勝」という言葉にはどんなイメージを持っていますか?
チーズ?あずき?牛乳?豚丼?…そんな言葉が浮かんでくると思いますが、そのイメージどおり、十勝は大農業地帯。みなさんの食卓を陰日なたで支えています。

主な生産物は牛乳・じゃがいも・小麦・小豆・ビートなど。
牛乳は飲料用として出荷されるほか、加工用としても広く使われています。(食中毒事件で一躍有名になった雪印の工場も十勝にあります)
じゃがいもも重要な作物。生食用のほか、ポテトチップスの原料向け、片栗粉やでんぷんの原料として全国に出荷されています。

小豆はみなさんおなじみの餡子の原料として。
十勝の小豆は質がよく、たいへんおいしいと評判です。
ビートは別名砂糖だいこん・てんさいなどと呼ばれ、カブの化け物のような形をしており、砂糖の原料になります。



十勝の四季 four seasons of tokachi

冬 winter

十勝がいちばん十勝らしい顔を見せる季節です。
大陸性の気候のため、札幌と違って晴れる日が多く、雪はあまり降りません。

日本有数の極寒地帯で、1月2月には都市部でも氷点下20度以下、場所によっては30度以下にもなり、最高気温も氷点下の「真冬日」が続きます。

空気中の水分が凍ってキラキラ輝く「ダイヤモンドダスト」が見られることもしばしば。
すべてのものが凍てつき、真っ白な世界が広がり、美しい景色が楽しめます。
寒さに負けず、スキー・スケートを初めとしたウインタースポーツも盛んです。

春 spring

十勝がいちばん輝く季節です。だいたい5月から6月の2ヶ月間が春です。
すべての植物・動物が長い冬から目を覚まし、短い夏に向かって、命をふくらませる季節です。

野にも山にも花が咲き乱れ、それはそれは素敵な風景を作り出します。
ここに暮らしていると、まわりの植物の息吹、風景の移り変わりのダイナミックさに心を奪われます。


夏 summer

十勝にも全国から観光客が押し寄せる季節です。

 冬は寒いのに夏は暑く、最高気温が35度になることもあります。人も植物も動物も短い夏を精一杯楽しもうとがんばっています。

 暑いといってもほんのわずかの間で、しかも昼間だけ。夜には肌寒くお盆すぎるとストーブを使うこともあります。



秋 autumn

十勝では9月から10月が秋です。

ある日急に涼しくなり、山のほうから紅葉が下りてきます。
人々は収穫にあわただしく、動物たちも来るべき冬に備えて準備をします。
植物ごとに違う秋の表現に、風景は刻一刻とその姿を変え、毎日が新鮮な驚きに満ちているのもこの季節。
遠くの山々はうっすらと白くなり、雪虫という虫が訪れると、十勝に冬が近いことを告げます。
そしてある寒い日、空から白いものが舞ってきます。


十勝の冬の暮らし

氷点下30度で人が暮らせるのか?そう思うかもしれませんが、多くの家はちゃんと北国仕様の家になっているので大丈夫。
基礎は冬の凍土から家を守るため深く深く打たれ、家は厚い断熱材で覆われています。大型の石油ストーブと屋外には灯油タンクがあり、北国の冬を支えます。

家族全員コタツに入って、厚着をしてブルブル震えている姿を想像するかもしれませんが、まったくそんなことはありません。コタツなんて珍しいものです。

道産子たちは24時間全館暖房をガンガン焚き、家の中は暑いほど。
はだし・Tシャツ一枚で過ごしているのも日常的な風景で、冬はビールやアイスの売上が伸びるのも納得できます。
公共施設等、どこもそんな調子なので、たまに東京などに行くと寒くて風邪を引いてしまった、なんて話もよく聞きます。

除雪や灯油の配達体制も整っており、もちろんすべてのクルマはスタッドレスタイヤ。時々雪が降っても交通が麻痺することはありません。灯油の給油も電話1本かけるだけです。

広くて人口の少ない十勝では公共交通機関はあまり発達していません。
もちろん中心となるのはクルマ。一家に一台ではなく、ひとり一台が常識です。どこに行くのもクルマで、駅でも空港でも無料駐車場があるのが普通。会社勤めの場合でも、社長さんからパートの掃除のおばちゃんまで全員がクルマ通勤。郊外型の大型店舗もいっぱいあります。そんなドアtoドアの社会ですから、ほとんど歩く機会もなく、十勝人は慢性的に運動不足のようです。

私たちは、十勝が大好き。
そんな十勝から世界中のみなさんに名刺をお届けしています。

もっと十勝のことをもっと知りたい方の、おすすめサイト。
マイとかち.jp 十勝のさまざまなページを集めた、十勝地域情報サイト
十勝毎日新聞 十勝で読まれている、地元新聞社(かでる工房も掲載されました)